「エネルギー反応あり！エネルギー反応あり！」

廃棄された宇宙船から主力エネルギーを集めているグラバー。

エネルギーが足りていない今の地球では一攫千金を狙える仕事だ。

最近は重力操作装置なんてものもあり、宇宙での活動もだいぶ楽になっている。

「ん？なんだ、あれは…？」

嬉々として廃宇宙船に乗り移ったグラバーの目に映るのは、地球で言うタコのような生物。

だが、タコではない。グラバーに匹敵する体長に大きな一つ目。

———パァン！！

戸惑うこともなく一つ目を打ち抜くグラバー。

「悪いな…こっちも命がけなんでね」

進めグラバー！謎の生物を打ち倒し、一攫千金をその手の中に！